高血圧対策2 ~肥満に注意~
肥満は高血圧の原因となる事は多くの研究や調査で分かっています。
標準体重(*)を超えた肥満体の人は食事と運動の両面で減量に取り組む必要がありますが、その前に下記の事に注意してください。
食べ方の工夫だけで減量も期待できます。
①1日3食、規則正しい時間に食事する!
1日2食にすればいいと考える人もいますが、これは間違い。
空腹感が増し、1度に食べる量が増えてしまい、かえって太る原因になります。
②間食も計算に入れる!
せっかく食事量は減らしていても、間食で摂取量オーバーとなる事もあるため、ご注意を。
③食事はゆっくり、よくかみ、腹八分目!
早食いは肥満の元。
ゆっくり食べることで脳の満腹中枢が刺激され、少ない食事量でも満腹感が得られます。
④野菜やフルーツを多めにとる!
野菜やフルーツに含まれるカリウムやマグネシウムなどのミネラルには血圧を下げる作用があり、カロリーも低く減量につながります。
食べる事が楽しみという方も多いと思います。
また、運動した方がいいと分かっていても、冬は寒いし、夏は暑いし・・・などとなかなか実行できない事が多いと思います。
上記の事のみで減量できるとは思いませんが、まずは試みてはいかが?!。
(*)標準体重の計算の仕方
肥満度を判定するために『BMI:ボディ・マス・インデックス』という指標がよく使われます。
下記の計算式に当てはめて計算して下さい。
BMI=体重(kg) ÷ [身長(m) × 身長(m)]
理想のBMIは18.5以上、25未満です。