ハイサイドガラスの機能
日食の時に撮った写真ですが・・・
写真中央に“のこぎり屋根”の工場が見えます。
“のこぎり屋根”とはギザギザの“のこぎりの歯”の形をした三角屋根の事。
ガラス面はすべて北側を向いていて、時間や天候に関わらず絶えず安定した光を採光できると言う利点があるそうです。
写真の左は北側です。
実はこの“のこぎり屋根”の利点は東浦医院の建物にも取り入れられています。
“のこぎりの歯”は一つしかありませんが、写真左が北です。
天窓(ハイサイドガラス)より、時間に関係なく安定した北からの光を得ることができています。
住宅では北向きと言うとマイナス的なイメージを受けるかもしれませんが、南向きと異なり夏は強い日差しが入らないし、安定した採光という点ではメリットがあると設計士さんが言っていました。事実その通り優しい光がずっと入っています。
そしてこのハイサイドガラスにはもう一つ機能があります。
それは、夜になると医院内からの光の帯を発します。
この写真は先日upしたもの と同じ時のものですが、前回は光を点灯する前。
今回は光を点灯したものです。
医院のハイサイドガラスは、昼間は優しく光を取り込み、夜は優しく光を発します。
世界水草レイアウトコンテスト
アクアデザインアマノ(ADA)が主催する世界水草レイアウトコンテストの締切5月31日が迫ってきました。
今年で12回目となり、昨年の11回目は世界55か国より1603作品の応募があったようです。
今回、医院のレイアウトで初めてコンテストに応募してみようと思います。
レイアウト作成上達にあたり、注意するポイントをADAより雑誌などを通して言われていますが、そのポイントを押さえれていないのでどんな結果になるか分かりませんが、初めて応募した事に満足しています。
尚、このADAは昨日openした東京スカイツリーのスカイタウンにある“すみだ水族館”にW710 X D110 X H120cm と W414 X D164 X H170cmの巨大水草レイアウト水槽を制作しています。僕としてはかなり注目です。
残念!
金環日食。
心配していた天気でしたが、残念ながら東浦町藤江では曇り!
名古屋では見えたようなので、かなり悔しいです。
本当は下の写真のように30分毎(6:30 7:00 7:30 8:00 8:30 )に多重露出をして、まん中を金環にして、日食の経過を撮りたかったのですが・・・
写真は1週間前の日曜日に練習で撮ったものです。
でも、残念ながら、本番はドン曇り!
一部、朝焼けはきれいなのに!
なんとなく雲の切れ目から、日が差しているので期待してしまいました・・・
が、食の最大となる7時29分になっても、結局雲がなくなる事はなく・・・
北の空は雲がかかっていませんでした。
天気予報では内陸部に行くほど見える可能性は高いと言っていましたが、本当にその様でした。
でも8時15分くらいより晴れてきて、日食終盤に何とか撮影可能に。
本来撮りたかった写真とは少し異なりますが、8時25分頃から日食終わりまで5分毎に連続撮影。
東浦ではこれが精一杯。
もうちょっとシャッタースピードを速くすれば良かった!
↑これは、日食の終盤、光が強すぎてカメラのレンズの表面で反射した光が、レンズ内部やカメラ内部で複雑に反射した結果生じたもので、フレア(ゴースト)が出てしまいました。右が実際の太陽で、左はフレアです。
なんとなく不思議できれいだったのでup。
でもこれが一番今回のお気に入り写真かも。
結構、気合をいれて臨んだ金環日食撮影。
実は数回早起きをして、練習までしました。
上述のように北の空が雲がなかったので、移動しようと考えましたが、今回一番撮りたかったのはGRDⅣで多重露出かインターバル合成での日食経過撮影。それができなくなってしまったら移動する気力もなくなり、自宅に戻り家族とともに“部分日食”を観察しました。
次は6月6日の『金星日面通過』!
金環日食ほどのメジャーな天体ショーでないけど、撮れるかな!
リコートラックバック企画 『空』に参加します。